平安京・裏の顔

○平安美人、と言われる顔です。
下膨れな顔、上に付いた丸い眉、細い糸目に鍵の様な鼻、長い髪。
何か、…単調な顔立ちです。シャープさを要求される今日に考えられ無い顔です。。
平安時に居た殿方に、もし、現在にタイムスリップしたら現在に居る女性を、どう
思うんですかね?…流行、なんてあまり、わからないです。


○源氏香、など香を、平安時に焚いていましたが、なぜか?お風呂
無かった為、やっぱり臭いです。その自分たちに漂うニオイを香で消して?
いた。



○今の日本で考えられ無いですが、平安時に貴族達は一夫多妻制で何人も妻が居た様です。
しかも結婚と言わず、会わないで互いに文を交換仕合い、女性から
「声聞かせて下さい」
などと言う文を貰えたら相思相愛になれた合図で婚姻成立。
平安女性は殿方に顔を見せるのを、はしたない女と噂を立てられる為、
御簾越で、ちょっと話だけ、
殿は、文だけを頼りに姫に恋・焦がれ想いを寄せたらしい。



○和泉式部
和泉式部と言えば美女で有ったと噂されて居ます。
真に美人か謎です。ただ、
恋文を和歌でやりとりするお洒落な頃、
教養や知性無ければ相手にされません。
沢山の男性を虜にする和泉式部は才女です。


○十二単に纏わる謎
桜、山吹、萌黄、紅梅、柳などを纏めた装束。襲色目(かさね)と言い、
姫達はそれらを幾重にも纏い、20枚越える程着ていたと言う。そんなに一杯、着物を着れば
重くて、動けません。
着膨れする平安女性美・姫にスリムという言葉はいらなかった様です。


○紫式部
紫式部と言う女性は常に冷静な目で世を人を見て居た様です。
源氏物語で彼女は今で言う「良い男性」と言うモラルを書いていない。
主人公である光源氏は美しいと言われる程に、多情で、姫達は光源氏の多情=浮気に傷付き、
悩まされ、嫉妬心に心狂わせる。一方で光源氏の息子・夕霧は純情で堅物な男で恋という世界に疎い。
女性ならば男性の紳士的な面をアピールされて恋心を抱いたりする面は多いに有る為、
夕霧じゃ少し物足りない。紫式部に「コレ!」と言う理想像は無い。様々な男性を愛せた人である。


平安京・裏の顔

まだ増えます。


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